Variety Football”落ちるセンタリング”推奨について
2005年 03月 24日
ちょっとこの主張は納得がいかない。要旨は,
落ちるボールの方がヘディンガーにとってキックの許容誤差範囲が広い,だから落ちるボールによるセンタリングはいいぞ。
という感じだが,やや一面的すぎる。ざっと考えても
1 スピードの問題。つまり,落ちるボールは遅い。
2 DFの読みの問題。落ちるボールははまればすごいが,意外と読みやすい。
3 けりやすさの問題とキックの種類。つまり,落ちるボールの場合縦のカーブとフォーク(ナックルもあるらしい)があって,これを一緒にするのはどうか
などの問題がすぐに思いつく
>工夫することが科学なら、日々の鍛錬と工夫で生み出されたプレーは、十分科学的といえる。
>プレーの理由付けのために科学を利用するのではなく、科学からサッカーそのものを見つめ直していく。
>そういうアプローチがもっとあってもいいはずだ。
という主張には,科学者として賛成したいところだが,科学を主張するならもうすこし謙虚であるべきだった。モデルはモデルが仮定した範囲の中でしかものを語らず,そこに含まれてないものこそが今後の発展に重要であるのだ。
Variety Football Column
落ちるボールの方がヘディンガーにとってキックの許容誤差範囲が広い,だから落ちるボールによるセンタリングはいいぞ。
という感じだが,やや一面的すぎる。ざっと考えても
1 スピードの問題。つまり,落ちるボールは遅い。
2 DFの読みの問題。落ちるボールははまればすごいが,意外と読みやすい。
3 けりやすさの問題とキックの種類。つまり,落ちるボールの場合縦のカーブとフォーク(ナックルもあるらしい)があって,これを一緒にするのはどうか
などの問題がすぐに思いつく
>工夫することが科学なら、日々の鍛錬と工夫で生み出されたプレーは、十分科学的といえる。
>プレーの理由付けのために科学を利用するのではなく、科学からサッカーそのものを見つめ直していく。
>そういうアプローチがもっとあってもいいはずだ。
という主張には,科学者として賛成したいところだが,科学を主張するならもうすこし謙虚であるべきだった。モデルはモデルが仮定した範囲の中でしかものを語らず,そこに含まれてないものこそが今後の発展に重要であるのだ。
Variety Football Column
by quesaisje00
| 2005-03-24 20:53
| サッカー