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一度閉鎖したブログなのですが。。。アメフトの面白さに観戦記を記すことにしました。その日のノリで応援チームを決め、チアリーダーをデレデレ眺めながら一生懸命応援する変なオヤジのブログです。


by quesaisje00

名古屋 対 G大阪

 名古屋が新システムで首位ガンバ大阪をねじふせた(自分は名古屋ファン).

 名古屋は2トップに普段ボランチのクライトン,ルーキーの鴨川を置く.それを中村,藤田,本田,大森,角田の5人の中盤で支え,最終ラインは大森,秋田,井川.対してG大阪はけがの大黒に代わって三木が出場の同じく3−5−2.

 名古屋は,いきなりルーキーの鴨川がDFからのフィードを強引に得点につなげて先制.技術はもちろんだが気持ちで点を取りに行くすばらしいゴールだった.その後けがで交代した最終ラインの乱れもあり,G大阪にPKから追いつかれる.しかしその後も,名古屋はとにかく中盤でプレスをかけ,攻撃の時はさぼらず上がることを忠実に行い,さすがの攻撃をみせるガンバにカウンターからチャンスを作る.フィニッシュはいまいちなもののなんとか戦えているという前半だった.

 後半G大阪はワンボランチ気味にして前の人数を増やし押しつぶそうとするが,逆に甘くなったバイタルエリアでクライトンらに好きなようにキープされてしまい,そこからのタメのあるカウンターでチャンスを量産する.へぼへぼのシュートでもとにかく打っていったのが実り,角田のミドルの跳ね返りをクライトンが押し込んで再逆転.この試合角田,中村のシュート意識の高さはすばらしく,パサーのクライトンとよくマッチしていた.G大阪はその後猛烈な攻撃をかけるが,楢崎のファインセーブもありなんとか逃げ切って勝ち点3点をもぎとった.

 名古屋は,正直意外なほどクライトンのFWがマッチし,カウンターを有効にしていた.普段ボランチで出場中もボールを持ちたがり,落ち着きを与える反面伝統の殿様サッカーを維持する悪循環に手を貸す一助ともなっていたが,今回1.5列目でキープすることでむしろカウンターを助ける結果となった.攻撃も,まだ不慣れな点も多くみられたものの点を取るためにすばやく上がることが徹底されており,得点につながった.藤田が本来の飛び出しを見せられるほど名古屋にダイナミズムがあるのはいつぶりだろう?ただし,守備面では相手に押し込まれた際,よく戻ってはいるのだが戻った選手がディフェンスラインに吸収されて1列になってしまい,飛び出しからの奥行きのあるガンバに終盤いいように攻撃されてしまっていた.

 ガンバは,攻撃サッカー自体は貫けていたものの,宮本の一対一の弱さ,攻撃サッカー特有の得点できないときの悪循環,サイドでの守備の甘さなど弱点を露呈してしまった形.いまのままでは一試合2点以上とらないと勝ちはないだろう.

MoM クライトン すばらしい,得点もさることながら,キープ力は抜群
その他
 角田 攻撃ではぎこちなかったが,しかしよく守りよく攻めた
 藤田 久方ぶりの彼らしいプレー,
 楢崎 さすがの安定感
 杉本 好き
不安
 本田 思い切りがなくはたくようなプレーに終始
 
by quesaisje00 | 2005-11-20 16:19 | サッカー